さあ新聞を手に取ってみよう。表面の1ページ目、ここを「1面」といいます。
1面に入る記事はだいたい4本ぐらい。いちばん大きく扱った記事を とか などと呼びます。紙面の右上(上)にあります。その後、2番手(カタともいう)、3番手(ハラ)のニュースが続きます。
紙面をよく見てください。それぞれの見出しの大きさが違うのが分かりますか。トップの記事には通常、
2番手の記事につく見出しは、ふつうはタテ3段分です。3番手の記事は、さらに小さめの見出しになります。
見出しの大きさが違うと、当然、見出し文字の大きさも違ってきます。1面トップ記事の見出し文字がいちばん大きい。まずこの文字が目に飛び込んできます。見出しの大きさが違うのは、偶然ではありません。このページを編集する記者(編集者)が、「何度も何度も考えて」、
この「ニュースの重要さを決めること」を
日本語のタテ書きの文章は、「上から下」に流れていきますね。
この流れにそって、記事も上から下へと流れていきます。つまり、いちばん大事なもの でも、そもそも
新聞をぱっと見るだけで、どのニュースが大事なのか、どのニュースをみなさんに読んでほしいのか、みなさんに伝わるように新聞を作っています。一方、インターネット上のニュースは、同じ活字の大きさで順番に並んでいるものが多いですよね。